パパは芸能人♪
「この女と一緒にすんなよ…女が皆、金で動くと思うな」
隣に居た奥さんを指差した。
「いくらだ?」
私に向きを変え冷たい目で言った。
「コイツは将来ウチの会社を背負うんだ、パートナーはそれに見合ってなきゃな。手を引け、ただとは言わない。100万か?1000万か?現金が良いだろ?」
何を言ってるのかわからない。
「いい加減にしろよじぃちゃんは俺のやりたいようにやれって言ったんだ。会社は親戚にも有能な奴等が居んだろ」
「それとこれとは話が違う。茉美、小切手出してくれ「100兆」
「「「はっ?」」」
「現金で100兆今すぐ用意してくれるなら考えます」
国の予算を遥かに越える金額。
お金なんか要らない。
大金なんか無くても生きていける。
「じゃぁ変えよう…君の父親は月山楓(32)この情報がいくらで″ガンッ″」
五郎が一発KO
「茉美、連れて帰れ。ばぁちゃんにこの事は伝えるかんな」
奥さんは人を呼び出ていった。