パパは芸能人♪



「人の話聞いてる?」



「言いふらしますか?」



「先生!!」



何を言い出すの




「紗輝!!」




あっ…。




五郎がニッコリとアイドルスマイルでやってきた。




「俺のにはチョッカイ出すなよ」



怒ってる



さっきの話を聞いていたかのような言葉




「takaだ」



「誰だ?」



「今日、転入してきた桧山碧君だよ。1年生でイチや月山さんと同じクラス」




「……歌恋行くぞ!話があるんだろ?」




「へぇ〜、月山歌恋って言うんだ…コレから宜しく」



背筋が凍ったような寒さがはしった。




「目が笑ってないぜ可愛い子ちゃん」




鼻で笑った五郎にも鳥肌が。




「崇、俺はイチ一筋だからな」



「当たり前だ!又、苺泣かせたら二度と太陽の下歩かせねぇからな」




「肝に命じときます」




「二人して俺の事バカにしてるの?」



「始めから眼中にねぇ。紗輝、俺ら帰っから」




「わかりました」





先生〜!!




ニッコリと手を降ってる。








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