パパは芸能人♪



ある日の昼下がりの事




「月山、俺と付き合ってください」



「ゴメンなさい。私、彼の事でイッパイなんで誰も入る隙間ないんです…それじゃぁ」




走って教室に戻った。




「今日で4人目だね♪」




苺ちゃんがニヤニヤしながら寄ってきた。




この間のケンカは苺ちゃんに謝り許してもらった。




「顔崩れてるよ?美人さんが台無しだよ」



「崇は知ってるの?」



首を振る。



「怒るよ?」



「今、初ライヴツアーで忙しいし落ち着いたら言うつもりだよ」




「つっきやっまぁ〜♪」



最近妙に絡んでくるのが居る。



「あんたわ歌恋に近寄らないでよ」



「榊〜恋愛に壁はない〜よな〜?」



「」



桧山君は紗輝先生と事を知ってるから。



「今日、崇センパイ居ないんなら遊ばない?」



「あらぁ残念、今日は私に付き合って貰うの〜♪ゴメンアソバセ?」



女王様降臨した。



「ばっかじゃない?月山、明日は開けとけよ。お茶だけで良いから」



自分の席に着いてしまった。







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