パパは芸能人♪



保護者席を見ている紗輝先生を見て保護者席に視線を移したほぼ全員。




「はい…」




一斉に沸き上がる体育館






「バレないように来てたんですが…taka、それに卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。
この春から社会人や大学生になる先輩の皆様に微力ながら僕からエールを送ります。
高い壁をこれから幾つも登らなくちゃいけないといけないけど負けないで下さい。
壁は登らなきゃ先の景色は見えないから頑張って下さい
生意気な事を言いましたがお祝いの言葉とさせて下さい。
後taka…あとでゆっくり」



目が笑ってないよパパ





「楓、ありがとう♪」



引き吊ってるよ顔





「いいよ♪こっちこそ予行練習になったよ」





来賓や先生方に一礼して館内を退場した。















式が終わり放課後




「taka先輩!!第2ボタン下さい♪」



何人目だ?って程来ている。



「ごめん…ね。これ一式思いでとして飾りたいから」




それはまぁ嘘で、最初から私にくれるんだ♪







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