パパは芸能人♪
恋する人々
31−1
準備とかあるから苺ちゃんと来てねと言った。
「おはようございま〜「ばかもーん!!」
作業場から光羅さんの怒鳴り声が聞こえてきた。
″ガチャッ″
「あらっ歌恋来てたの?」
作業場の扉が開き真夏さんが出てきた。
「おはようございます…夏々さんですか?」
「チョットしくじってさ〜、歌恋はセッティング宜しくね♪」
頷く
「うぅぅぅぅぅ」
このテーブル重い。
「貸して「ヒャッ!!」
急に背後から出てきた夏々さんにビックリした。
「化け物扱いヤメテ」
「化け物?急に出てきたからビックリしただけですよ、ハハハッ化け物ってなんですか?」
ふざけていたんだと思ったのに
「吸血鬼♪」
“妖艶”って言葉がピッタリだった
「……な「「夏々!!」」
「何?」
光羅さんが隣の部屋からいきおいよく出てきて、真夏さんが血相変えて買い出しから帰ってきた。
何?
「大丈夫だよ」
何が?