パパは芸能人♪
「…クッ…」
笑い堪えてる夏々
「し…しょうがないじゃん!!自分のタイプが目の前に居るんだから」
「ひいじぃちゃんとばぁちゃんと親父に似てる」
贅沢な一家だ。
「贅沢だね」
「そんな男でもいい?」
「?……前回は“こんな男でもいい?”だったけど?」
「……フッ……あはははははっ!!茉莉オモシロッ♪」
いきなり大爆笑しだした夏々
「茉莉ってけっこう鈍感だ…」
「夏々失礼極まりないよ」
一瞬驚いた顔をしたが
「!!!!うん♪俺Sだよ。好きな娘はいじめる」
「はいはい。じゃぁ、まじでココでいいから!知り合いが迎えに来るしチョット走りたいから…」
「知り合い?走る?」
「昔の友達がバイク持ってくるから久々に「ブロロロロ…あっ居た居た!茉莉…」
「「ダレ?」」
夏々と今来た男がかぶった。
「悟、前に話した夏々さん。昔一緒につるんでた悟」
ん?何だ?
何かお互い睨んでる。