パパは芸能人♪
わざわざ別室で話をする。
「何で違う場所で話すんですか?」
何もしゃべらない
「私は私なりに紗輝が好きだから頑張ってきたつもりだった…貴女なんか何にも出来ないくせに…何で?何でもやれる私がお子ちゃまな貴女にドコが劣るの?」
わからない…私も私の何が良くて紗輝が好きになってくれたのかわからない。
「婚約解消なんてしないわよ、どんな事しても結婚するわ。一生貴方達なんか幸せになんかさせない!」
泣いてる。
「じゃぁ俺は全力で幸せにしないといけないな」
紗輝が入口に居た。
「別に俺は苺と結婚出来なくてもいい」
衝撃だった。
「でも、俺は苺を命がけで愛するよ。だから結婚出来なくても苺をちゃんと愛する。嫁なんて構わない。そんなんでいいなら結婚してあげるよ」
今度は私が泣いた。
幸せな気持ち
何も出来ない私を紗輝が好きでいてくれてる申し訳無い気持ち
私が紗輝の事を好きすぎで言葉にならない気持ちで。