パパは芸能人♪


「真夏?」



校門の外で夏々が待っていた。



「「誰コイツ?」」



お互いに人を指さしちゃいけません!!
夏々の手を降ろさせた。



「「彼氏か?」」



「違います」



気が合うな…



「弟と先輩です」



めんどくさいが説明した。



「「へぇ〜」」



「真夏、俺コレから発つから又な♪今度は冬にな♪」


夏々がパリに戻った。
















只今、受付嬢が私を睨んでます。




と、言うのもあの上月先輩のせい。



〜回送開始〜



距離を開け歩いていた私はいきなり先輩の背中にぶつかった。



「ごめ「着いたから…んじゃぁ、兄貴に宜しく」



ちょちょちょっ!?


「待って下さい!!私どうしたらいいか分からない」



ギュッとブレザーを掴んで帰らせないようにした。



「入ったら受付嬢居るから“上月零お願いします”って言やぁいい」



指差した方に目線を向けたらナゼか睨まれてる。



「恐いよあの人」



「元カノ…じゃぁな」



仕方無く会社の入り口を通過した。








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