パパは芸能人♪





「「ごめん!!」」




お互いに頭を下げていた。



「「へっ!?」」



目があった



「「何が?」」



「フッ…双子って本当に息ピッタリだね」



零も居た。



「お節介でしたが、真夏が少しでも楽になるのなら俺は何でもしますよ♪ねっ夏々君?」



「フンッ…真夏今まで逃げててごめん!!13回忌の時庇ってあげられなくて本当にごめん。だからこの先の事もっと良く考えてからでも遅くないよな?」



真夏の頬に一筋に光る涙がつたった。



「私こそごめんね、夏々のせいにして今まで…来ちゃって。だけどね、ばあちゃんの会社継ぐってのは別問題だから安心して」



「別問題って何だよ!?」



「水澤の血族は私の代で終わらすの…大切な人がこれ以上悲しむのは見てられないから」



だから関係無い人は巻き込めない。




最後に楽しい思い出をくれるであろう貴方



その楽しい思い出でだけあればこの先何があっても立ち上がれるから。














その時まで……。















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