パパは芸能人♪


「宜しく。……真夏、ばぁちゃんから聞いたけどそれでいいんだな?」



「うん」



「そっか…楽しんで来い」


「うん」








「うわぁ〜気持ちぃ♪」



まだまだ熱い今日



「本当にここでいいんですか?」



海に来た。



「熱いけどやっぱり多少秋っぽいね?」



「若者は遊園地やテーマパークに「人混み嫌いって言ったじゃん!!私はココでいいのぉぉぉお♪」



砂浜を駆け出した。



「転ばないで下さいよ〜」



「大丈夫大丈夫〜♪あっ零?」



私と零の距離は結構離れてるため大声



「なんですか?」



「言っておきたい事有るんだけど、聞いてぇ〜」



「だから何ですかぁ?」











「スキダヨ〜♪」



回りに居る人にまで聞こえたと思う。




「こ…声大きいですね////」





「あはははっ♪照れてる」



「言わないで下さい…余計照れます」



口元を手で覆った。




「でもね〜私ね祖母の会社継ぐの」




一歩一歩、零に近づいてく。








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