パパは芸能人♪


何処からともなく現れた一人の男性



「ぇ!!あの〜」



「もう一度聞く。上月零はそなたか?」



「はい…」



「承知した。“パチンッ”」



男は指を弾いた。



気を失い零はその場に崩れ落ちた。



「任務終了です」



男は一礼した。



「ありがとうございました」



「いいえ、私の役目ですので…真夏様と御呼びして宜しいですか?」



「何でもいいです」



途端、男は片膝を地面に着き




「長から言い遣ってまいりました今日から真夏様のお目付け役をさせて頂きますスピアーズと申します。
人間界では須藤と御呼び下さい」




スピアーズは零を車に乗せもう一度指を弾いた。



「ん〜…「大丈夫ですか?」



「俺は…」



「ココで倒れていらっしゃいましたよ?」



デタラメをスピアーズが言った。



「大丈夫ですか?」



「ご迷惑をおかけしてすみませんでした…」



スピアーズの後ろに居た私を見た零





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