パパは芸能人♪
「俺の不生活でこんな状態になっちゃったから、手放したくないけど、歌恋が決める事に従う」
社長が叶多の手を引いて近寄ってきて、
「明後日までだからなPVの撮影、後は崇だけのだから寝る間も惜しんでやれ?」
「はいっ。迷惑かけてすいませんでした」
「その間、叶多ちんは俺が見ててやる」
えっ?
「大丈〜夫。取って喰いやしねぇよ」
当たり前だ。
「芸能界のイロハを教えてやるんだよ♪三つ子の魂百までって言うだろ?」
子役デビューだな。
昼から撮影に取り掛かった。
「子供時代の崇の役にこの子使って」
叶多が入った。
「激似」
「takaくん〜まさか自分の子?」
「まさかぁ♪親戚です!!」
「なんだぁ〜」
和やかに仕事が始まった。
途中、PVに携わる楓と夏々が来た。
当然、マネジャーが付いてくるから歌恋も居た。
目線を合わせようとすると避けられる。
「俺の事信じらんねぇのかよ!?」
ショートストーリーの台詞