パパは芸能人♪
「こんなにもお前が好きなのに」
今の俺にはそんな事言える資格はない。
「この先ズット幸せにしてやるから」
無理だと解ってなのか涙が自然に出てた。
「taka君…?」
「わっ!!スイマセン…コンタクトが…ちょっと楽屋に戻って直してきます」
「じゃぁ〜一旦休憩〜20分後始めま〜す」
楽屋に飛び込んだ。
「情けね〜……」
″コンコンッ″
「歌恋です」
「どうぞ」
何日ぶりかの歌恋の姿
「コンタクト…」
「俺がしてないの知ってるでしょ?」
「っ……」
「色々ごめん。自分勝手な俺に今まで付き合ってくれて…
子供、叶多って言うんだけど、DNA検査で不適合ってでた。
でも少しの間預かる事になって…歌恋には迷惑かけたくないから…終わりにしよう」
「好きじゃなくなったの?」
今までの歌恋からは聞いた事のない声がした。
「気持ちは前と全然変わってない…歌恋にはこれからも迷惑かけちゃ「私の気持ちはスルーなの?」
泣いてる歌恋を抱き締めたい。