パパは芸能人♪
「私の気持ちは…考えてくれないの?」
瞬間、歌恋の腕を引っ張り力強く抱き締めた。
「離したくないに決まってんだろ!?」
「だったら「俺、歌恋の事一生離せないから…歌恋がマンションを出たんなら離すべきかなって……って思って」
「週刊誌観て…私の事要らなくなったと思って…五郎なら自分の子の責任チャント取るって思ったから……諦めなきゃって……
でも、諦めなくても良いんだよね?五郎の事好きで良いんだよね?」
抱き締めていた腕を緩め顔を見会って
「…当たり前だ。でも、色々歌恋の負担にもなるし逆に俺で良いのか?合コン行って一人勝ちだったし、学校でもモテ期なんだろ?」
「合コン?……モテ期?」
「苺なんかと行ったんだろ?」
「苺ちゃん?……あっ!!あぁ、あれね…合コンじゃないよ♪マネジャーさん達に仕事のイロハを教えてもらったの(笑)」
頑張ってる歌恋に申し訳無い。
「私ね、五郎が居なくなって初めて知ったの…甘やかされて育ちすぎだって」
そんな事はない