パパは芸能人♪
そっと開けてみるとそこには
「パパ!?」
「う〜ん〜…!?えっ?夕方!?」
疲れが溜まりすぎていて起きられなかったのか…。
「パパ、無理しないでホテルに泊まりなよ…私なら大丈夫だし、パパの体が心配だよ」
「平気だよ♪親父が不甲斐ないばかりに歌恋を寂しい思いさしてるんだし…」
「ってか倒れられたら生活出来ないの、売れるかどうかもわからない仕事しちゃって、売れなきゃ困るの!!年考えな。デビューまで帰ってくんな」
精一杯の強がりと思いやりをパパはわかったみたいにバックに着替えを詰めた。
「毎日連絡するから。いつでも連絡して」
デビューまで1週間を切った。