パパは芸能人♪


「待て待て待「馬鹿なんじゃないかって何度か思ってた」



間抜けな顔の賢太が笑えた。



「っつかこれから来客なんだよ、帰れ」



「誰だよ?」



「セ・フ・レ♪」



「顔だけ視させて?」



「駄目〜ヤバイ所のお嬢だから」



ピ〜ン・ポ〜ン♪



タイミング悪っ!!



「Hello〜♪叶多の悪友の柊賢太で〜す♪君が叶多の?」



“セフレ”とは流石に言わない賢太



「……あのぉ?叶ちゃんは?」



「居る居る〜今開け「ウィーン」



「勝手に開いたぜ?」



「本物の合鍵持ってっから」



「何ちゃん?」



「来ればわかる」



「???」



暫くしたら



「叶ちゃんただいまぁ〜♪」



「お帰り♪」



チュッと挨拶程度のキスをする。



「ララ、数学以外全部100点だったの♪見て〜?」



「スゲェじゃん♪」



賢太の存在に気付いたララは



「初めまして、ララって言います♪叶多がいつもお世話になってます」



可愛い笑顔で挨拶した。



赤面する賢太






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