ぽっちゃり彼女



「健さん…こんなデブ襲ったってなんにもならないよ…?」




「愛稀が俺のになるゆうなら襲ったりせぇへん」












倒れている助手席に
座るあたしの上に
いるのは、紛れもなく
健さんだった












「こんな事したって…健さんの彼女になんかならない」


「なれないなら…二度と雪斗の前に立てなくなる体にするけどええの?」



「いや………ッ…やだっ…」








健さんの唇があたしの
首に吸い付く




雪斗っ………………









助けて……









雪斗……………
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