ぽっちゃり彼女
「………きろっ」
「……起きろっ!!」
「起きろ愛稀!!!!!!」
ガバッ!!!!!!!!!!!
「へっ…?ここ…」
目の前には稜介がいた
あっ……
さっき寝ちゃったんだ…
「もう帰んなきゃダメな時間だ…帰れるか?」
外はもう真っ暗だった。
いったい何時間
寝たんだろう(汗)
「大丈夫ッ帰れる。また来るわ」
さっき大泣きしたから
ちょっと恥ずかしい(笑)
「あと…」
「あと!!!?」
「全治2週間…だから2週間家帰れねーから…(汗)」
って事は…
「2週間…あたし一人ぼっち?」
「そうゆう事だ。寂しかったら、ばあちゃん家に行けばいいし…」
「や、大丈夫♪たった二週間だし」
「そうか?………じゃあ気をつけて帰れよ?あと家の鍵は必ずかけるんだぞ?それからー…」
「あーもう、わかったってば!!じゃあねっ」
まだまだ色んな事
いわれそうだから、
帰ろっ!!(笑)
あたしは稜介のいる
病室を後にした