ぽっちゃり彼女








「………きろっ」












「……起きろっ!!」








「起きろ愛稀!!!!!!」













ガバッ!!!!!!!!!!!












「へっ…?ここ…」









目の前には稜介がいた












あっ……






さっき寝ちゃったんだ…














「もう帰んなきゃダメな時間だ…帰れるか?」








外はもう真っ暗だった。





いったい何時間
寝たんだろう(汗)







「大丈夫ッ帰れる。また来るわ」







さっき大泣きしたから
ちょっと恥ずかしい(笑)







「あと…」








「あと!!!?」












「全治2週間…だから2週間家帰れねーから…(汗)」






って事は…







「2週間…あたし一人ぼっち?」











「そうゆう事だ。寂しかったら、ばあちゃん家に行けばいいし…」





「や、大丈夫♪たった二週間だし」






「そうか?………じゃあ気をつけて帰れよ?あと家の鍵は必ずかけるんだぞ?それからー…」




「あーもう、わかったってば!!じゃあねっ」













まだまだ色んな事
いわれそうだから、
帰ろっ!!(笑)










あたしは稜介のいる
病室を後にした
< 80 / 312 >

この作品をシェア

pagetop