守ってあげたい

『何でだよ。会わないって言ったのはお前だろ?』


怒ったようにあたしに言う。


「だって陸の事が気になるんだもん。


悲しくなったり、嫉妬したり!あたしだって理由がわかんないよ!」



陸を見つめて言うあたし…



陸の顔は夜の街灯に照らされている。



陸の瞳の中にあたしが映っている…。





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