守ってあげたい

揺らぐ気持ち


その日、学校が終わってあたしは潤くんと優と海斗と4人で駅前のマックに寄った。



「あかりさんはいいの?」


あかりさんが一緒じゃない事を、あたしは少し気になって言った。


『いつも一緒にいる訳じゃないし…。
友達と居たい時だってあるじゃん!』


笑って言う海斗の言葉にあたしの胸がズキンとした。



友達かぁ。海斗にとっては、あたしも友達。

わかっていた事だけどツラいな…。




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