守ってあげたい

陸はベッドからおりて、あたしの側に来た


あたしを見つめながらふっと笑う


『オレこそごめん
…ミク ごめんな』


あたしを抱きしめて謝るから、もっと涙が溢れてくる



「陸は悪くないよ! あたしが陸の話を聞いてなかったから…グスッ」


陸の背中をぎゅっと抱きしめる



陸の感触を確かめる





今日の陸は遠くに感じてしまった。




別れたらどうしようかと思って怖かったの


不安でしょうがなかった


今はこんなに陸を近くに感じるよ



陸…



恋って…不思議だね






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