守ってあげたい

じゃあ待ってようかな…

なんて思ったけど、店の中は混んでいて
あたし一人がテーブル席に座るわけもいかず別の店で待ってようかなって思う。



「陸 終わったら電話して 別の所にいるから」


陸に声をかけて外に出た



どこで時間を潰そうかな…。

あたしは一人でどこかに入れるタイプじゃないし



そう考えていると後ろから肩を軽く叩かれる


「あれ? ケイタさん?」


あの時の…


お互いにびっくりした表情をしてるよね。


『確かミクちゃんだよね?』


あれ?


「ケイタさんは今日はバイトじゃないんですか?」


『オレは5時上がりだったから』


頬笑んであたしを見る。


ちょっと寂しそうなケイタさんの笑顔



何か… なんだろう。




こないだも感じたおかしな感覚





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