守ってあげたい

テーブルの上には、ケイタ先輩が飲んでいる睡眠薬がある。



彼女の一周忌が近づくにつれ 眠れてなかったの?




ずっと 彼女の事を思って自分を責めているの?



『ごめん ミク 今の言葉忘れて…?』


ケイタ先輩が笑って言った



「うん…」


あたしも頷いたけど




さっきのケイタ先輩の言葉が あたしの心を揺らす








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