守ってあげたい
「海斗 勉強できないよ!」
海斗の部屋で教科書を広げて問題に取りかかるあたし
海斗はあたしの向かい合わせ…では なくって後ろからあたしを抱きしめてるし
「海斗 始めよう」
『何を?』
チュッ。
キスをされ、手に持っていたシャーペンを取り上げられる。
耳たぶにキスされ…
首筋にキス
海斗の甘いキスに何も考えられなくなりそう。
「…ん 海斗 」
もう一度長いキスをされ、海斗の手が制服の上からあたしの胸に……。
『兄ちゃ~ん』
ガチャッ
急にドアが開き、慌てて起き上がり、急いで乱れた服を正す。
『な…何だよ! 勇斗ノックぐらいしろよ』
慌てて言う海斗