守ってあげたい
電話に出ようとしたあたし
『出るなよっ…』
陸はあたしの手を握る
『ミクー。居たぁ』
優の声に振り返ると潤くんと海斗も居る。
陸の手が離れる
海斗は不機嫌そうに陸を睨む。
海斗に手を引っ張られて背中の方にいかされた。
『オレの彼女に何してんの?』
陸も海斗を睨む。
「あ、陸はあたしが一人だったから一緒に居てくれたの」
海斗に言うけど黙っている
険悪なムードに居心地が悪そうな潤くんと優
『オレ…。ミクが好きだから…。お前からぜって~奪うから』
げっ。陸 負けず嫌いなのね。
『ミクは渡さない。絶対もう近付くんじゃねぇ』
海斗も恐い…。
『イヤだし!近付くし』
うわぁ。陸ヤバイって…。