守ってあげたい

『ミクは海斗の事好き?』


優に聞かれて頷く


『じゃあ 成瀬の事、好き?』



「陸は…友達だよ」


海斗にも聞かれたように答えるあたし


『好きなんでしょ?』

もう一度あたしの目を見て聞く優


「好き…なのかな」


わかんないよ。


『じゃあさ 海斗と成瀬が溺れてたら どっちを助ける?』


「…ぶっ」


飲んでいたジュースを吹き出してしまった。


「優 何? その究極の例え!」






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