守ってあげたい

海斗の家に来るのは、もう何度目かになる。

大抵は勇斗くんが居たり、土日はお母さんが居たりする。



『今日は親が勇斗を映画に連れて行ってるからゆっくりしてってよ』



海斗は買ったばかりのCDをかけながら言う。



「うん…//」



二人きりだと思うと
何だか照れてしまうの。







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