ただ、だいすきなんだよ
「いや、私もその…私への手軽だと思って見ちゃったし…うん。本当ごめん」


「美奈ちゃんのこと書いてあって…やなかんじだよね……ごめんね」


真梨の涙はおさまる様子がない。


「だーかーらー!大丈夫だって♪しかも私何気褒められてたし?(笑)」


てか私が悪いし!


「…ほんと?ごめんね…ありがと」


まだ泣いているけど、ぱっと顔をあげた真梨を見て、少し安心した。


「…てかさ、真梨ちゃんの好きな人って………


……隆則?」


ニヤニヤしながらそう聞いた。


真梨の顔がみるみる赤くなっていく。


そっか〜。
隆則か〜!


「成る程、隆則ね♪大丈夫、私と隆則幼なじみだから喋るだけで、好きとかそういうのじゃないから!」


ないない、隆則なんて!
と、私は首を横にふった。
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