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着信27件。


全て母からだった。


英理と遊ぶことを言い忘れていた…


「どうしたん?」


「いやぁ…お母さんから超着信来てる…」


「まじ?…もう6時か。転校初日にやばかったかな?」


「いや、大丈夫だよ。多分連絡するの忘れたから心配してるんじゃないかな?」


そんな会話をしながらアドレスを交換しあう。


「てか凛の家ってどこ?」


「えっと…駅の近くにあるコンビニの裏辺り。」


「まじ?私もそこら辺なんだ!一緒に帰ろうぜ。とりあえずお母さんに連絡しなよ。心配してるだろうし。」


「だね。じゃあ帰るか。」


母にメールを打ちながら私達は店を後にした。
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