Enter
部屋に入ってから私は、鞄を放り投げベッドに横たわった。


そして携帯を取りだしアドレス帳を開く。


英理の名前を見つけてアドレスをクリックしたらメール作成画面になった。


『明日何時に迎えくるの~(´Д`)?』


入力を終えて画面を眺める。


…これだけじゃ寂しいか?


でも他に何を…


と、悩んでいたら部屋の扉をノックされた。


「凛、お風呂溜まってるから入ってきなさい。」


「はいよー。」


母の言葉でベッドから起き上がり、しばらく悩んだ挙げ句そのままの文章でメールを送り私はお風呂へと向かった。
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