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再開

自衛隊に入隊した俺は、半年間の教育期間を終えて配属された。

そこは東千歳駐屯地だ。

部屋は三人部屋で先輩達はとてもやさしくしてくれた。

そこから半年が経った。

休みのある日。

俺は先輩に誘われてバーへと足を運んだ。

そこはダーツバーで先輩は常連だった。

俺は高校生以来のダーツだった。

元々、カウントアップ５００点を超える腕を持っているので敷居は高くなかった。

お店の人とも仲良くなり、週末には必ずダーツバーへ行くようになった。

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高校を卒業した山さんは、当初の予定通り専門学校に入学した。

相変わらず朝起きるのが弱いので入学当初は遅刻ばかりだったようだ。

半年もして学校にも慣れてくると遅刻は無くなり、新しい友人と楽しく学校生活を送っていた。


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自衛隊に入り、一年ほど経ったある日。

札幌の親戚に挨拶に行くことになり、俺は電車に乗った。

俺は珍しく込んでいる電車の中でふと高校生の時を思い出した。

理由は簡単だ。その電車には学生が乗っていたからだ。

『一年くらい前になるのか。そっか、高校卒業してからもう一年も経つのか。久々に山さんに連絡してみるか。』

山さんもちょうど休みだったので二人で札幌駅にある焼き肉屋で待ち合わせをした。