誘惑プリンセス【BL】
「ヒメ!」
そう言えば今朝、陣くんが『ヒメノ、大丈夫?』って声を掛けていた。
ヒメが壁側を向いて寝ていたから、どんな様子だったのかは俺には分からない。
どうせ二日酔いか何かだろう、とか適当に思ってた俺はバカだ!
ヒメの身体を揺すったり、頬を叩いてみたりして……。
それでも、ヒメは目を開けてくれなくて──
「ヒメッ!!」
温かな身体を抱き締めて、俺はヒメの名前を何度も叫んだ。
そう言えば今朝、陣くんが『ヒメノ、大丈夫?』って声を掛けていた。
ヒメが壁側を向いて寝ていたから、どんな様子だったのかは俺には分からない。
どうせ二日酔いか何かだろう、とか適当に思ってた俺はバカだ!
ヒメの身体を揺すったり、頬を叩いてみたりして……。
それでも、ヒメは目を開けてくれなくて──
「ヒメッ!!」
温かな身体を抱き締めて、俺はヒメの名前を何度も叫んだ。