誘惑プリンセス【BL】
「一緒に、寝ていい?」
「は?」
俯き加減のヒメは視線を床に落としたままで。
寝転んだままヒメを見上げる俺は、ヒメの表情が余り良くない事に気付いた。
「急にどうしたんだよ」
「隣に居てくれるだけでいいんだ。なにもしないからさ、いいだろ?」
何もしない、って、今までは俺に何かしてたのか?
そんな疑問を抱きつつも、ヒメがわざわざ俺の許可を取ること自体がおかしい。
普段のヒメなら許可無く勝手に隣で寝ているのだから。
「お前、ホントにどうしたんだよ」
「別に、何でもねぇよ」
言いながら立ち上がったヒメは、俺の背後に回って横になる。
「おやすみ」
「あ、ああ……」
触れ合った背中の温かさに心が揺れつつも、いつもと様子が違うヒメの事が気になって、俺は中々眠ることが出来なかった。
「は?」
俯き加減のヒメは視線を床に落としたままで。
寝転んだままヒメを見上げる俺は、ヒメの表情が余り良くない事に気付いた。
「急にどうしたんだよ」
「隣に居てくれるだけでいいんだ。なにもしないからさ、いいだろ?」
何もしない、って、今までは俺に何かしてたのか?
そんな疑問を抱きつつも、ヒメがわざわざ俺の許可を取ること自体がおかしい。
普段のヒメなら許可無く勝手に隣で寝ているのだから。
「お前、ホントにどうしたんだよ」
「別に、何でもねぇよ」
言いながら立ち上がったヒメは、俺の背後に回って横になる。
「おやすみ」
「あ、ああ……」
触れ合った背中の温かさに心が揺れつつも、いつもと様子が違うヒメの事が気になって、俺は中々眠ることが出来なかった。