ホストに恋した私 身体売ります貴方を振り向かせたくて
どの
ホスト も
同じよ

強がりな
そんな
気持ちで

亮の
店 以外の
ホストクラブ
にも
何回となく 通った

けれど
やはり ダメ だった
いえ
違う ホストに
出会うたびに
亮の ことが
忘れられなくなってしまった

あー
この 仕草
亮なら
こんな 風に
長い 指先を
ピン と
伸ばして
グラスに
ワインを 注ぐんだろうな

タバコの
煙りの 行き先

追いかくる
眼差しは
フワリと
天空の
星を
つかまえる
ように
するんだろうな
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