星に願いを【短編小説】



ある時、ぜんまいがまた固くなった。



私は諦めて、回すのをやめた。



そこに、「星に願いを」がかかった。




お母さんは、この曲が一番好きで、

よく口はさんでいた。




「輝く星に 心の夢を

祈れば いつか叶うでしょう

きらきら星は 不思議な力

あなたの夢を 満たすでしょう」









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