貴方の私は最低な女。

―別れ






「んじゃ行ってきます。
多分7時ごろには帰ってこれるから」






そう言って、リョウはバイトに行った。






そういえば今日は私が食事を作る日だ。






メニューはどうしようか。





まるで息子のお弁当を作る母親のような気持ちで、近くにあるスーパーに向かった。







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