貴方の私は最低な女。






それまで黙ったまんまだったハルキが口を開いた。







「…ごめん……ごめんな。
俺、由愛が大好きで、別れた後も大好きだった。

だから由愛に新しい男が出来たって聞いて、我慢できなくて……。


殺そうなんて思ってなかった。


だけどその時風邪で頭がラリってて、つい………。」








ハルキは言った。






ハルキは泣いて、ごめんね。って何回も謝っていたけど、そう簡単に許せる程私も大人ではない。







< 74 / 80 >

この作品をシェア

pagetop