お砂糖とマカロン
それから私と岡部くんはメアドを交換した。
「ん…送信っと!…あ!俺は常に暇だからいつでもメールしていいよ」
まじですか!?
「う、うん!!!私もっ!!いつでも暇だから!」
「ん、分かった、じゃぁそろそろ行くな!」
「うん」
岡部くんが去った後の保健室で私は一人、今にも、にやけそうな顔に手を当てていた。
す、すごいよ…
あの岡部くんと話ちゃったよぉ…
まだ火照っている顔を上げ窓の外を見ていた。