大好きな君へ
「よしよし!あっ、おばさんは元気?」

『元気だよ!』

「そっか。よかった。でもなんで千紗がここに?」

『それは……』

わたしはヒロ兄ちゃんに会うためにここに来た。
と言いたかったけど、あえて言わなかった。

ヒロ兄ちゃんは小学校に入学してすぐに東京に引越した。

それから十年間も会ってなかった。

なのにどうしてあなたは、わたしの声がわかったんですか?
< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop