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玄関をあけると花びらがそっと歩道の上に降り注ぐ。


私は高校生になってからの2度目の春を迎えようとしていた。


何もかも新しかった1年生のころ。


高校初日にあいつと出会って…


その何週間後には両思いになって…


さまざまな経験をしてきたなぁと1人で振り返る。


そして私は今日1人で学校まで歩いていた。


別にメグとあれからまた絶交しちゃったとか、


海斗に振られちゃった…とか、


そんなことではないのだが…。


本当のことをいうと今日は入学式の準備を手伝うために早めにいっているのだ。


ちなみに私は「受付の係」
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