ソウルズ!
その明かりの灯る狭い通路をしばらく歩き続けるとワッと突然、大きな空間が広がる。
そこには一番、奥まった場所に祭壇らしきモノが有った。
その祭壇の様な所を囲む様に数百名のピシッと指先まで神経を研ぎ澄ましているかの様に直立不動な軍隊の朝礼かと思うくらいの人垣が有った。
なにやら祭壇の方から女性の声が聞こえてくる。
ハッキリとした大きな声は静かで落ち着いた雰囲気が有りながら堂々と自信に満ち溢れていて力強く響くのであった。