ソウルズ!

その言葉を受けてカグヤの唇が動きだす。


「そなたら、3鬼衆に命ずる!

それぞれに1体づつ四神のソウルズを捕えてくるのじゃ。

わらわにも思い当たる節が有るのじゃ・・・

わらわもソコへ直々に出向くとしようかえ。

先程の夢見に映りしモノ。
神宿り達をわらわの下へ連れてくるがよいぞ。

さぁ、わらわの夢の為ぞ。
存分に働きたもれ!」


カグヤが、そう雅びやかな口調で彼らに命じるや否や。


「ハッ、かしこまりましたッ!

カグヤ様の仰せのままに!!」


それだけ言うと3人は煙の如く、その場から消えていたのであった。


兵隊達もソレに続き行動を開始する。


思えば、ソウルズの能力者達の運命は、この時から大きな波乱を含み動きだしていたのであった。


ソレは時に残酷で無慈悲な悲劇の始まりを予告するモノでもあった。



  〜次回へ続く〜




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