ソウルズ!
そんな時にフッと彼が思っていたコトは・・・


「あぁ、腹が減ったなぁ。 
今日の夕食のオカズは何だろうか?」

・・・である。

こんな時にこんなコトを考えられるヤツは多分、大抵は凄い大物か凄いバカかのどちらかだろう。


そのまま耳を引っ張られながら、じいちゃんが大切にしている盆栽がある。


涼しげで静かな風が盆栽の枝を微かに揺らす。


・・・が、オレの心は穏やかに居られる訳が無い!


なんてなコトを思い、幼少時から見慣れた小綺麗な日本庭園風の造りの庭をジーッと横目に見ながら歩くと長い廊下の先に、それは有る。

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