サバイバル試験
その日以来、人とあまり口をきかない優菜だったが、誠だけには口を開く様になった。







誠と接する事が多くなるにつれて優菜は、人前で笑顔を見せる様になり、いつしか暗く、大人しいかった優菜はいなくなっていた。










誠は、あの日以来ずっと優菜のめんどうを見てくれた。



まるで妹のように。







そして、いつしか…優菜はそんな誠の事を恋愛感情として
















好きになっていた。















気付いた時は、自分は12歳で


誠は16歳だった。
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