恋桜。
「大丈夫?」
男の人はやっぱり心配そうな顔をしてる。迷惑かけちゃったな…。
「はぃ…すいません。」小さく頭を下げる。
「いいって!俺、相良隼人」
相良くん…。
「あ、立花唯です」
相良くんはなんかヤンキーみたいな、強面の顔をしている。けど、笑うとくしゃっとなって可愛い。きっと、モテるんだろうな…。なぁんて見つめてたら、
「大丈夫か?まだ辛い?」
なぁんてゆわれちゃって…/////

「え、あっ!!大丈夫です」
動揺しまくり…。

「そ?ってか唯ってA学?」
ドキッ!!…ん?ドキッってなにょ!!

「えっ、うん!!相良くんゎ?」

「ぷっ!!隼人でいいよ!俺もA学」

あ、やっぱ?みたことある制服だと思った。

♪〜♪〜♪〜♪〜♪
「あ、ゴメン!あたしのケータイだっ!!」

カバンからケータイを取り出し電話に出る。

「もしもー…「おっそーいっ!!!」」

うがっ!
『唯!あんた入学式さぼってなにしてんの!!』
声デカッ!ずいぶんご立腹の様子…。

「ん、ゴメン。てか入学式の存在忘れてた、」
『バカかっ!!!』
「すいません…。今から行くから!理沙ゎ何組だったの?」

木下理沙とは、朝一緒に行く約束をしてた友達で。まぁ、俗に言う幼なじみってやつですな。

『ん、1組だったよ!』
「理沙と同じクラスがいいなぁ!って、今から行くから!!あとでね!」

一方的に通話終了。
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