大切なこと。


ん~。じゃあ、今日は苺サンドとミルクティーと・・・。
それだけでいっか。
ふぅぅ~・・・。
なんで店員がレジで待ち構えてないんだよ~。

「これくださーい。」

レジの奥から、ギャルっぽい女子高生が出てきた。

「・・・382円。」

無~愛~想~!!!
ちゃりん
僕は500円玉を財布から出し、レジのテーブルに置いた。

「・・・なるべく、ぴったり出してほしいんすけど。」

「しゅ・・・すみません。」
店員の威圧感に負けてしまい、ちょっと噛んだ。
店員の視線が痛いんですけど。

「ありがとございました~」

< 15 / 68 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop