大切なこと。


 早く柚羽に会いたい。
 早く学校に行きたい。
 早く友達に会いたい。
という思いが頭の中をぐるぐる回った。
そして、自分で意識もしていないのに足が速く
歩いていた。
だから案の定早く学校に着いた。
(まぁ、母ちゃんのおかげでもあるけどね)

1-1のクラスに入ると、
そこには制服姿の柚羽がいた。
か・・・かわいい・・・!!!!
「あっ。青木くんおはよう!」
ん?青木くん?いつもは「雄ちゃん」なのに?
「お・・・おはよう・・・。斎藤さん・・・。」
なんかぎこちないなぁ・・・。
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