アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
昨日のデートの余韻が抜けない朝


けだるさの中で目がさめた。



「ん????」
飛び起きるともう8時を回っていた。


「あ…恭平…」


恭平を見送る時間が過ぎていた。


「しまった・・・」



バルコニーに出て外を見渡した。

 もういないか…

奈々さんが行って
一週間……
とりあえず恭平は自分のことは
してくれた。

一応夕飯の買い物はしてきて
簡単なものを作ったりはするけど
そんなに手がかからない。


 ま…いっか……

父の目がないおかげで
浩二郎との帰宅時間も
気兼ねなくゆっくりしてられるし


そう考えると自由でいい。
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