アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
「化粧濃いよ。」
恭平がまだ制服姿でうろついている。
「あれ…まだ学校行ってないの?」
私は慌てた。
「今日は遅くていい日なんだ。」
おにぎりを握りだした。
「そうなの!?
ならそういってくれたらいいのに」
全力で起こしていた意味は??
「芸術鑑賞会」
「毎日飽きない?
おにぎり・・・・・・」
「仕方ないじゃん~
ま 俺好きだからおにぎりさ。」
なんとなく・・・・
可哀そうな気がした・・・・
「休みの日だけ作ろうか?」
「できない約束はしない方がいいよ。
やぶられると傷つくから」
恭平はアルミホイルを勢いよく
切った。
「なによ!!せっかく・・・・
言わなきゃよかった。」
またムカついた。