アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
「それからさ
もうひとつ・・・・・」
ポツリと恭平が言った。
「かあさんは小さい頃から
出かけに喧嘩したって具合が悪くても
玄関先まで出てきて
見えなくなるまで
手を振ってくれて……
小さい頃は何度も振り返って手を
振って…また戻って手を振った。
中学校の多感な年ごろでも
一度だけ…ホントは何度も振り返りたかったけど
我慢して一回だけ手を振った。
なんか…かあさんが送りだしてくれるのが
嬉しかったし頑張ろうって思えたんだ。
だけど…ここに来てからは
かあさん恵太さんのことに夢中で…
仕方ないとは思ってたけど…
やっぱ傷ついた……」
「そうだったんだ・・・
可哀そうだったね」
その原因が父なのが申し訳ない
「うちらって親一人子一人だからね
絆は太いよね……」
「でもさ…かあさんの変わりを
恵美さんがやってくれたじゃん…」
もうひとつ・・・・・」
ポツリと恭平が言った。
「かあさんは小さい頃から
出かけに喧嘩したって具合が悪くても
玄関先まで出てきて
見えなくなるまで
手を振ってくれて……
小さい頃は何度も振り返って手を
振って…また戻って手を振った。
中学校の多感な年ごろでも
一度だけ…ホントは何度も振り返りたかったけど
我慢して一回だけ手を振った。
なんか…かあさんが送りだしてくれるのが
嬉しかったし頑張ろうって思えたんだ。
だけど…ここに来てからは
かあさん恵太さんのことに夢中で…
仕方ないとは思ってたけど…
やっぱ傷ついた……」
「そうだったんだ・・・
可哀そうだったね」
その原因が父なのが申し訳ない
「うちらって親一人子一人だからね
絆は太いよね……」
「でもさ…かあさんの変わりを
恵美さんがやってくれたじゃん…」